コンセプト
　急速に進展する少子高齢化社会。その中で、私たち「社会福祉法人ふれ愛事業協会」は、未来を担う子供たちとその保護者の方々を支えるために認可保育所を設置し、安定的な運営に努めてきました。 しかし、地域福祉を担う社会福祉法人としての立場を考えるとき、高齢化への対応も重要な役割の一つであります。

　現在札幌市においては、介護を必要とされる方やその介護を行うご家族への支援についてのニーズが増大しております。特に、在宅での生活が困難になった方々を受け入れ、 日常生活のお世話をする特別養護老人ホームには多くの待機者がおり、なかなか入所ができないという現状にあります。 このような状況を踏まえ、私たちの新たな取り組みとして、特別養護老人ホーム「あいの郷」を開設することにしました。

　特別養護老人ホームの開設は初めての試みですが、私たちはこれまで、北海道内において認知症高齢者グループホーム、介護付き有料老人ホーム、 サービス付き高齢者向け住宅など40カ所の施設や事業所を運営する「一般社団法人ふれあいネットワーク」と強い関わりを持ち、高齢者福祉に対する知識や経験を共有してきました。 これからも密接に情報交換を行い、そのノウハウを取り入れながら、次の理念のもとに新たな施設づくりを進めます。

理念
① 私達は、いつも心に「ありがとう」の気持ちを忘れないことを誓います。
② 私達は、利用者のニーズと意思を尊重し、誠意ある質の高いサービスを提供します。
③ 私達は、日々のふれあいを通じて「安心」「満足」「信頼」を感じていただく施設づくりを実現します。
④ 私達は、地域と共に歩み、共に生き、共に育み、地域福祉の向上に貢献します。